森を歩いていると、
大きな道ほど安心して歩くことができます。
ある意図をもってつくられた道。
それは必ず来た場所に戻れることも、
意味しています。
20世紀においては、
社会的、個人的な「成功」や「幸福」のモデル、
そしてそのモデルへの道があったと感じます。
そして現在。
今、ここにある道はどこにつながっているのか・・・
道を進むということは、「苦」なのか・・・
この道の他にも、ルートはあるのか・・・
誰とこの道を進むのか・・・
そして、その目的は・・・
これらを問い直す時期が来ています。
「道」は方法論。
これからの未知なる時代を、
過去の方法論のみで
解決しようとしてはいないでしょうか。
今、ここにある道。
時には休み、
脇道にそれ、
草花や動物を愛で、
風を感じ、
高みに上がり、
無目的になり・・・
ここにある道を
見つめてみましょう。
【「道」を切り開いた先人の偉業は称えられるべきものですよね】