白神の森の小さな花。
ブナの根元でひっそりと咲いている。
よく見ると、
赤いアリが花弁をくまなく動き回っている。
共生関係だ。
花は受粉、交配、アブラムシなどの害虫から守ってもらう。
アリは腺から栄養をもらい、生活の場とする。
ここに、私たちのビジネス、マーケティングにも応用できる
普遍性を持ったヒントがかくされている。
ビジネスは「最大化」を目標とするが、
自然は常に「最適化」を目指している。
その結果、自然は「永続性」を手にいれている。
ここから私たちはビジネスの知恵を学ぶことができる。
「全ての人を顧客にする必要はない」
「顧客との関係性を深める(相互依存)」
このことを意識するとき、
事業は永続性を得ることができる。