真実が明らかになると虚構は崩れる

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もし、

信じていたことが、真実ではないと判ったら・・・

 

その虚構とともに、

自分の信念も崩れてしまうでしょう。

 

「そんなはずはない。自分が信じていることは現実であり、真実だ。」

 

確かにその通りです。

人は信じたことにより、現実が構築されるからです。

(自分の考えを正しいものとして判断する無限ループ状態)

 

しかし、私たちがさらされている情報は、

実は虚構だらけなのです。

 

例えば「格言」。

時代を超えて真理を突くものも多くありますが、

その格言を受け入れることによる副作用があるものもあふれています。

 

それを知らずに格言を素直に受け入れ続けると、

格言に縛られ、心身ともに身動きがとれなくなるでしょう。

 

格言ですら、この調子です。

私たちの内部には、これまでの人生においてインストールされてきた

これらの情報があふれています。

 

これら、

信念、価値観のもととなっているものを検証してみる機会を持つべきでしょう。

 

人は、

かたちのない真実よりも、

かたちのある虚構を好みます。

 

どこかおかしいと感じつつも、

その思考、感情を封印し、

積みあがった虚構に目を細め、

その上にさらに強力な虚構を構築しようとします。

 

これを回避するためには、

自分の状態をポジティブでもネガティブでもない状態になり、

「ほんとうにこの結果(現状)でいいのか?」

「これからも、この方向性でいいのか?」

と問いましょう。

 

そして、心の奥のわずかなシグナルを感じてみましょう。