春が待ち遠しいのは、私だけでしょうか。
最近、少しだけ「サンゲイジング」が知られるようになってきました。
サンゲイジングというのは、
その名の通り、太陽を見ること。
話題となったきっかけは、
断食どころか何も食事を摂らない不食の人がいて、
「どうやら太陽を食べているらしい」ということのようです。
一般に紹介されているやり方は、
日の出、あるいは日没の太陽を、
最初は数秒から徐々に伸ばすというもの。
最終的に45分程度まで延ばすと、
なんと「不食」が可能になるそうです・・・。
眼科や内科の医者が聞くと、頭から湯気を上げて怒りそうですが(笑)
まあ、そんな時代です。
このようなハードコアなサンゲイジングは、
しっかりとガイドを受けて行ったほうがいいですね。
さて、修行のようなサンゲイジングはヨガのマスターに任せて、
私のような凡人でもできる、
安全な(と自分では思っている)サンゲイジングの方法を紹介しましょう。
実は、10年ほど前からサンゲイジングという言葉も知らず、
どこかに泊まりにいった時などに、自然にサンゲイジングをしていました。
その方法は、次のようなものです。
1.自分の好きなロケーションを選ぶ(湖沼は太陽と水面の反射で効果が倍増)
2.日の出前の30分ほど前からその場所に行く
3.ジャケットを脱ぎ、Tシャツなどになり、苦痛にならない範囲で冷気を楽しむ
4.空が徐々に白み始め、山や高い木に朝陽があたりはじめる
5.自分と太陽の間に、樹を置く(木の枝、葉の陰にいく)
6.木の枝、葉の間から差し込む朝日に顔、体を向ける
7.葉の隙間から太陽をうす目で少しだけ見る(そのあとは目をしばらく閉じる)
8.冷えた体、顔に太陽の熱を感じる
9.太陽の移動により、場所を変え繰り返す
10.太陽がある程度の高さになる(もう十分と感じるところで)終了
想像力のいい人は、
この文章を読んだだけで、いい感じになっているかもしれませんね。
お気に入りの場所で、年に1、2度やるだけで、
1年分の癒しを得られていると感じています。
おそらく、オキシトシンやセロトニンなどが、たくさん出ているのでしょう。
この体験は、どこにいても思い出すだけで追体験ができるところがいいのです。
「自分もやってみたい!」と思うことは絶対にないとは思いますが(笑)
もし、あなたが変わった人で「あ〜、こんな感じなんだ」という
体験がしたいのであれば、公園などで感じをつかんでみてもいいでしょう。
最初から全ての条件を満たす必要はありません。
No.5からだと、いつでもどこでも体験できますね。
体験された方は、感想などをお聞かせください。
※リラクゼーションが目的なので、どの項目も絶対に無理をしない
※自然環境のなかでは単独で行動しない
※行うときは完全に自己責任でお願いします