「壁」について、あらためて考えてみる。

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世の中の情報を分析していると、
またクライアントの仕事にかかわっていると、
「壁」という言葉を改めて認識する機会が年々増えています。

それは、壁を「認識せざるを得ない」と言ったほうが合っている感じさえします。

政治、経済、社会のパラダイムの変化に、
個人や会社がついていけていない状況とも言えるでしょう。

また、個人間であっても社会的常識が崩れ去り、
コミュニケーションの断絶は、まっとうな心を持つ人たちに苦悩を与え続けています。

改めて考えてみると、
私は私自身とクライアントの壁と格闘してきたとも言える状況だったな、
と捉えなおすこともできました。

クライアントの前に立ちはだかる壁は、
絶望的なほど高く分厚いコンクリートの場合もあれば、
干し草が積まれたようなものまで、
千差万別です。

本人にとってはコンクリートの壁のように感じられても、
相談なんかをしてみると、

「それって壁っていうほどのものじゃないよね」
「そんなこと気にする必要ないよ」

などなど、
さまざまな答えが返ってくることでしょう。

世の中に二つと同じ壁はない。

これが「壁の種類」についての私の結論です。

考えてみるまでもなく、
人は生まれ、育ち、知識・経験、価値観、信念、理想、現在の状況が違います。

そのため、
目の前の壁の原因、捉え方、解決方法も違います。

他人には、自分の壁も見えなければ、解決策もわからない!

と、まずは考えておくべきでしょう。

このように言うと、
「なんだよ、せっかく壁をぶっ飛ばせるようなことを探して読んでるのに」

というように思うかもしれませんが、
自分の壁は自分で破るしかないのです。

でも、誤解のないように付け加えると、
自分で破るといっても、他者の知恵や協力、アドバイスを受けないということではありません。

むしろ、積極的に活用すべきです。

その理由は、
壁にぶち当たった状態では、
・視野が狭まっている
・IQが下がっている
・クリエイティビティが下がっている
・これまでの延長にない、より良い方法、考え方の導入が必要
などの状況が考えられるためです。

この状態で、無理に壁をぶっ飛ばそうとすると、
・近視眼的
・過度に自己防衛的
・冷静に考えるとありえなかった
などの解決策をとる可能性さえあります。

「私の前の壁は、私がぶっ飛ばす」

大丈夫、これを読んでいるあなたならできます。
そのためのソリューションをこのブログで提供します。

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